2009年08月10日

播州皿屋敷・姫路市

永正年間
姫路市

姫路城第9代城主小寺則職の家臣青山鉄山が
主家乗取りを企てていた
それを衣笠元信という忠臣が察知
自分の妾である【お菊】を青山の監視役に女中として送り込む。

青山が増井山の花見の席で則職を毒殺しようと企てたが
寸前で元信が則職を救出し家島に隠れさせ再起を図る。

青山は家中に密告者がいることに気付き
家来の町坪弾四朗に調査を命じる。
程なく密告者がお菊であることを突き止めた
以前からお菊が好きであった弾四朗は
妾になれと詰め寄るがお菊は拒否した。

そこで立腹した弾四朗は
お菊が管理していた家宝の十枚の皿のうち
一枚をわざと隠してお菊に因縁をつけ
とうとう責め殺してしまい
古井戸に死体を捨てた。

以来その古井戸から
夜な夜なお菊が皿を数える声が聞こえたと言う。

“一枚〜二枚〜三枚〜〜〜九枚、 一枚足りない”

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やがて元信、小寺の家臣によって青山一味は討たれ
姫路城は無事則職の元に返った。

その後、お菊のことを聞いた則職がその死を哀れみ
十二所神社の中に「お菊大明神」を祀った。

その後300年程経って城下に奇妙な形をした虫が大量発生し
人々はお菊が虫になって帰って来たといった。

それはアゲハチョウの幼虫ではないかと考えられており
このことにちなんで姫路市の市蝶はジャコウアゲハである
ちなみに姫路藩主池田氏の家紋は平家由来の揚羽蝶。

【お菊井戸】は今もなお姫路城に現存している。
タグ:姫路市
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2009年08月08日

山村の鬼・加古郡稲美町

むかし
加古郡稲美町母里

たった一人で山に住み
村人を脅かしていた鬼がいた

困り果てた村人たちは
鬼の気持ちを慰めるために
高薗寺で鬼踊りをする

すると鬼はぷっつりと出なくなり
何年もたってから大男の死がいが見つかる

村人たちはそれを手厚く葬った
タグ:稲美町
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2009年08月03日

少女の幽霊?・姫路市

昭和58年
姫路市

1階に美容室と理髪店
2階にはオーナーの住居があった。
別階段だったのでいつも住居にはカギをかけていた。

ある日オーナーが住居にカギを開けて入ると
一瞬たじろいた。
玄関先に見たことのない少女が
うつむいて座っていた。
“びっくりしたぁー”
そのオーナーの声にも反応せず
少女はただ静かに座っていた。

多分娘と同い年ぐらいだったから
娘の友達だと思って
奥の部屋にいるはずの娘に声をかけながら
奥のドアを開けた。
“友達が来てるよー”

“友達って?誰も呼んでいないよ”

二人で玄関に戻ってみると
そこにはもう誰もいなかった。

オーナーの習慣で閉めたドアはロックされたままであった。

はたしてあの少女は幽霊?だったのであろうか。

信じるのも信じないのもあなた次第です。
タグ:姫路市
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